大会第1日 - 7月9日(土)
きょうの日中は福岡県地方に大雨警報、雷注意報、洪水注意報が出されていました。それで、選手の皆さんがとても楽しみにしていた相の島回航レースを行うことができませんでした。そのかわり、長めのソーセージのレースを2本行いました。
きょうは南西〜南からブローで10 m/sオーバーの風が入り、うねりも入っていました。きょうの2本の強風レースとも初半をリードしたのは広島の井川選手でした。梅雨どきの風は不安定で 20度ほど左右に振れ、さらに海面には大潮の潮流がありました。2本とも岸よりのコースをとった艇が前に出る展開になりました。
しかしフリーのレグでは前田選手(広島)や渡辺選手(唐津)、原選手(北九州)などツワモノが波をつかんでどんどん前へと出てきます。第1レースは、第1 マーク直前で井川選手をかわした前田選手がそのままフリーでリードを伸ばし、そのままフィニッシュまでトップを守りました。第2レースでは、実は前田選手はやはり第1マークからトップに立ったのですが、オフセットマークの回航を忘れてしまい、スコアはDNFでした。ノーティスの成績表の前に集まった選手からは、「やっぱりいい人だ」という声が出ていました。
夕方からはレセプションでしたが、今年プールがどう活躍したかは、大会サイトの写真ギャラリーをご覧ください。今年は、「稲葉の白うさぎ」というゲームをしました。ひょっとすると、中には「それを昔したことがある」あるいは「させられたことがある」という人がいるかもしれません。やはり今年もプールで泳ぐ人が出てしまいました。
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