大会第2日 - 7月12日(日)
【モーニングレポート】
第16回めんたいカップの第2日、午前7時現在の津屋崎の風は南から4 m/s、界面
はフラットです。昨夜、大雨をもってきた梅雨前線は、今朝は北に抜けました。
どうやら、梅雨が明けて、北部九州には夏がきたようです。
現在バナナハウスは、キャンプの選手が起き出してきたところで、クラブハウス
内では「朝昼晩、焼き魚やねえ」とか、「みそ汁の具に枝豆はダメやろうかね
え」などと言いながら朝食の準備が行われています。
本日は、午前9時30分からコースレース3本が予定されています。天気予報では、
今日も西からの海風が入ってくる様子ですから、サーフィングできる波も出て、
いいレースになるでしょう。昨日の成績や会場の様子などは、大会マイクロサイ
トをご覧ください。
http://bananahouse.net/GoMentai
小早川キャプテンが、カウンターで枝豆をむいています。やはり、みそ汁の具は
枝豆のようです。いま、枝豆が鍋に入りました。
【イブニングレポート】
西の水平線に、もうすぐ夕陽が沈みます。昨日の雨とはうって変わって、めんた
いカップの第2日は天候と風に恵まれ、最高のレース日和になりました。成績は
大会マイクロサイトとLaserWikiに掲載しています。
http://bananahouse.net/GoMentai
今日は朝から良く吹いていて、午前9時30分の第2レースのスタート時には、津屋
崎では珍しい南の風がすでに8 m/sまで上がっていました。左の岸から入るブ
ローを拾って前に出た岡山フリートの與田選手が最初から飛ばして、そのまま
フィニッシュしました。
本日のレースでは、珍しくトライアングルコースが設定されました。めんたい
カップの海上運営チームは、「アビームは順位の入れ替わりがないもん」などと
言って普通はソーセージコースしかやらないのですが、今日は「アビームでプ
レーニングしたら、やっぱり嬉しいよねえ」などと言ってサイドマークを打ちに
行っていました。きっと選手も、豪快なプレーニングを満喫できたはずです。
第3レースでは、スタート直前に風速がさらに上がって、ブローで10 m/sを超え
ました。このコンディションで安定に走ってファーストホームしたのは、別府フ
リートの河野選手でした。いっぽう、スタートからいい位置につけていた山口フ
リートの内藤選手は、ブームエンドブロックが飛んで途中でリタイヤし、ブーム
に頭をたたかれながら、手持ちのみじかい雑索でブロックをブームに結びつけて
いました。「吹くレースは、やっぱりフネも壊れないようにしておかないといけ
ないね」というのは内藤選手のことばでした。
第4レースでは、第1マークを河野、内藤、與田の3選手が三つ巴になって回航し
てゆきましたが、2回目の上りレグで與田選手が抜けだし、そのままフィニッ
シュしました。このレースが終わる頃には風が落ちて、6 m/s程度になっていま
した。今日は天気も風もよく、フィニッシュラインを横切るどの選手も、いい顔
をしていました。
着艇して辛口カレーの昼食をとったあと、表彰式では一人づつスピーチをしま
す。全レース完走して、かつ最も多い得点をとった選手に贈られる「ドン・ビリ
ダヨン」は、今年は芦屋フリートの永岡ママ選手に贈られました。今回の優勝は
與田選手(岡山F)、2位は河野選手(別府F)、3位は広島フリートの檜皮選手でし
た。ウィメンズの優勝は岡山フリートの石川選手、ユースは該当がありませんで
した。
プールの前で恒例の集合写真をとって、今年のめんたいカップは無事終了しまし
た。参加して頂いた選手のみなさん、どうもありがとうございました。また来年
の7月、バナナハウスで会いましょう。
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