帆走指示書
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2009 めんたいカップ
2009年7月11日〜7月12日 福岡県福津市 バナナハウス
主催 レーザー津屋崎フリート、
公認 日本レーザークラス協会
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1. 競技規則
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- 1.1
- この大会には、セーリング競技規則2009-2012(RRS)・インターナショナルレーザークラスルール、レース公示(以上は帆走指示書による変更を除く)、および帆走指示書(SI)を適用する。
- 1.2
- RRS 42(推進方法)の遵守を促すため、この大会にはRRS付則P(規則42違反に対する即時のペナルティー)を適用する。
- 1.3
- この大会では、クラスルール27(d)および28(d)を適用しない。レーザーラジアルとレーザー4.7の間のリグ交換は自由に行なってよい。
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2. 運営者の責任範囲
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- 2.1
- RRS 4(レースをすることの決定)に加えて、選手は完全な自己責任においてこの大会に参加しなければならない。レーザー津屋崎フリート、バナナハウス、日本レーザークラス協会、その役員、会員、およびボランティアは、この大会と関連する、あるいは大会期間中およびその前後に生じた、物品の紛失や損害、身心の傷害、あるいは死亡に関して一切の責任を負わない。
- 2.2
- レース公示や帆走指示書が、操艇に関する選手の責任を減じることはない。操艇に関するすべての責任は、選手自身が負わなければならない。
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3. エントリー
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- 3.1
- 選手は、日本レーザークラス協会の2009年度会員でなければならない。
- 3.2
- 選手は、クラブハウスに設置される選手受付でエントリー手続きを完了しなければならない。
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4. 選手への通告
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- 4.1
- 選手への通告は、クラブハウスの公式掲示板に掲示される。
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5. 帆走指示書の変更
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- 5.1
- 帆走指示書の変更は、その日の最初のスタート予告信号の予定時刻の1時間前までに公式掲示板に掲示される。
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6. 陸上における信号
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- 6.1
- 陸上における信号は、クラブハウスの信号用ポールに掲揚される。
- 6.2
- 陸上でAP旗が掲揚された場合、RRSレース信号AP旗中の「1分」を「30分以降」と読みかえる。これはRRSレース信号を変更する。
- 6.3
- 陸上でV旗が掲揚された場合、選手はV旗が降下されるまで出艇してはならない。
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7. レース日程
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- 7.1
- この大会では計4レースが予定されている。
各日の最初のスタート予告信号の予定時刻は次のとおり。
7/11(土) |
13:25 |
第1レース (ロングディスタンスレース) |
7/12(日) |
09:25 |
当日最初のレース (コースレース) |
- 7.2
- 気象条件等により、7月11日のロングディスタンスレースはコースレース2本に変更されることがある。この場合は、2日間で計5レースの予定とする。
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8. 安全規定
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- 8.1
- この大会では、サインによる出艇・帰着申告を行なう。各選手は、毎日出艇前にクラブハウスの出艇申告用紙にサインしなければならない。また、各選手は、帰着後プロテストタイム終了前にクラブハウスの帰着申告用紙にサインしなければならない。
- 8.2
- 各選手は、出艇中はライフジャケットまたはウェストコート型救命具を着用しなければならない。ウエットスーツは、ライフジャケットの代用には認められない。
- 8.3
- 各艇は、直径6 mm以上、長さ5 m以上のバウラインをバウアイに結びつけていなければならない。
- 8.4
- 安全上必要な場合には、選手は艇を放棄してレスキューボートに乗るよう指示されることがある。この場合、選手は速やかに指示に従わなければならない。
- 8.5
- レースをリタイアした選手がコースエリアを離れる時は、可能なかぎりコミッティボートへその旨を伝えなければならない。
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9. 海上における信号
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- 9.1
- 海上における信号は、帆走指示書による変更を除いて、RRSレース信号に基づいて発せられる
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10. クラス旗
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- 10.1
- クラス旗には、緑地に赤のレーザーマークの旗を使用する。
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11. コース
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- 11.1
- 下のコース図に、コース番号、各マークの回航順序と通過する側、レグ間のおおよその角度を示す。
- 11.2
- コース番号を示す数字旗が、スタートラインの端に位置するコミッティーボート上に、予告信号以前に掲揚される。
- 11.3
- コースエリアは、公式掲示板におおよその位置が掲示される。
- 11.4
- ロングディスタンスレースのコース図は、公式掲示板に掲示される。これはSI 11.1 および 11.2 を変更する。
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12. マーク
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- 12.1
- マーク1は赤紫色のモンスターチューブとする。マーク2、3はオレンジ色の俵形ブイとする。
- 12.2
- スターティングマークは、マーク3、およびオレンジ旗を掲げたコミッティーシグナルボートとする。
- 12.3
- フィニッシングマークは、オレンジ色の球形ブイ、および青旗を掲げたコミッティーボートとする。
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13. スタート
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- 13.1
- スタートラインは、SI 12.2のコミッティーボートのオレンジ旗が掲げられたマストと、ポート端のスターティングマークとの間とする。
- 13.2
- レースのスタートは、RRS 26(レースのスタート)に従って行われる。信号は、スタートラインの端に位置するコミッティボートから発せられる。
- 13.3
- スタート信号後5分以降は、艇はスタートすることはできない。
- 13.4
- 通常のスタート罰則ルール
- 準備信号にP旗が掲揚された場合、すべてのスタートに次の罰則ルールが適用される。「スタート信号前の1分間に、ハル、乗員または装備の一部が、スタートラインの両端と最初の回航マークで作られる三角形に入ったと確認された艇は、審問なしにそのスタートから失格とされる」。これは RRS 29(リコール)および RRS 63.1(審問の要件)を変更する。
- 13.5
- 黒色旗のスタート罰則ルール
- RRS 30.3(黒色旗規則)に次を追加する。「黒色旗の罰則ルールで失格となった艇のセイル番号は、コミッティシグナルボート上に3分間以上掲示される」。
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14. マークボート
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- 14.1
- オレンジ旗を掲げたマークボートが、各マーク付近に停泊することがある。
- 14.2
- マークボートの停泊位置やその不在、あるいはオレンジ旗を掲げていなかったことを理由として救済の要求をすることはできない。これは RRS 62.1(救済)を変更する。
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15. 次のマークの位置の変更
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- 15.1
- 次のマークの位置を変更する場合、レース委員会は元のマーク(またはフィニッシュライン)を新しい位置に移動する。このとき、先頭艇がそのレグを開始する以前に、SI 15.2にしたがって信号が発せられる。この信号は、マーク移動がまだ完了していなくても発せられる場合がある。コースの形状を保つため、レース委員会は、更に信号を発しなくても、この後の回航マークを新しい位置に移動することができる。
- 15.2
- 次のマークの位置の変更の信号は、回航マーク付近に停泊するコミッティボート上にC旗を掲げ、新しいマークがもとのマークに対してポート側 にある場合は赤旗を、スターボード側にある場合は緑旗を掲げることにより行われる。可能な場合には断続的な音響信号が発せられる。これは、RRS 33(コースの次のレグの変更)およびRRS レース信号を変更する。
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16. コース短縮
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- 16.1
- コースは、いずれかの回航マークでフィニッシュするよう短縮される場合がある。この場合、各艇はRRS 32.2に従って、その回航マークと、S旗を掲げたコミッティボートとの間をフィニッシュしなければならない。
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17. フィニッシュライン
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- 17.1
- フィニッシュラインは、SI 12.3のコミッティボート上の青旗が掲げられたポールと、フィニッシングマークとの間とする。
- 17.2
- SI 16.1によりコースが短縮された場合、フィニッシュラインはコミッティボート上のS旗が掲げられたポールと、その回航マークとの間とする。
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18. タイムリミット
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- 18.1
- トップ艇(SI 13.4またはSI 13.5で失格となった艇を除く)フィニッシュ後20分以内(相の島レースでは60分以内)にフィニッシュしたすべての艇に順位が与えられる。その他の艇はDNF(フィニッシュしなかった)として記録される。これはRRS 35(タイム・リミットと得点)およびRRS A4(レースの得点用の低得点方式とボーナス得点方式)を変更する。
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19. リタイアの報告
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- 19.1
- レースをリタイアした選手、および、規則違反を認めてフィニッシュ後にリタイアしようとする選手は、帰着後すみやかに、かつプロテストタイム終了前にレース本部のリタイア報告書にサインしなければならない。
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20. 抗議
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- 20.1
- 抗議は、レース本部に用意される抗議書に書かれ、プロテストタイム内にレース本部へ提出されなければならない。このプロテストタイムは、レース委員会やプロテスト委員会による抗議、および救済の要求にも適用される。これは RRS 61.3(抗議締切時間)と62.2 (救済)を変更する。
- 20.2
- プロテストタイムは、その日のコミッティボートの着艇後できるだけ早く開始され、プロテスト委員会によって延長されないかぎり1時間とする。プロテストタイムは、レース委員会によって公式掲示板に掲示される。
- 20.3
- レース委員会またはプロテスト委員会による抗議は、公式掲示板への掲示をもってRRS 61.1(b)(被抗議者へ伝えること)に定められた選手への通告とする。
- 20.4
- SI 1.2および RRS付則P(規則42違反に対する即時のペナルティー)に基づいてRRS 42(推進方法)違反を認めたか、プロテスト委員会により失格とされた艇のリストは、プロテストタイム内に公式掲示板に掲示される。
- 20.5
- 審問の時間と場所、抗議の当事者および証人の名前は、プロテストタイム終了後30分以内に公式掲示板に掲示される。
- 20.6
- 大会最終日に審問の再開を要求する場合、その前日までの判決に対するものはプロテストタイム内に、当日の判決に対するものは判決の通告後30分以内に提出されなければならない。これはRRS 66(審問の再開)を変更する。
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21. 得点方式
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- 21.1
- この大会には、RRS付則A(得点)の低得点方式を適用する。
- 21.2
- この大会は最小1レースをもって成立する。
- 21.3
- 各艇のシリーズ得点は、完了したレース数が3レース以下のときはその艇の得点すべての合計、4レースまたはそれ以上のときは最も悪い得点を除いたその艇の得点の合計とする。これは、RRS A2(シリーズの得点)を変更する。
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22. 賞
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- 22.1
- 以下の者にそれぞれ賞が贈られる。
第1位〜第3位 |
ユース、レディース、およびシニア(満45才以上)の第1位 |
その他 |
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