大会第1日 - 7月10日(土)
【モーニングレポート】
本日と明日の2日間、福岡県福津市のバナナハウスで、めんたいカップが開催されます。今年で、この大会は第17回になります。
今年の参加人数は25名、今回は運営の人数が少ないため、あまり宣伝しなかった
ところ、ちょうどいい規模の大会になりました。「宣伝が足りなかったのでエントリーできなかった」という方はごめんなさい。
本日は、これからスキッパーズミーティング、13:30から、ロングディスタンスレースが行われます。現在の風は北北西から4 m/s、海面はフラットです。視界がわるく、相の島は視認できないので、「くじらレース」を行うことが11:33に発表されました。
暑い暑い暑い暑い、初夏の海の上を、長い長い長い長いコースを走って、そのあ
とは生ビールサーバが待っています。
そろそろ、運営スタッフが出艇します。どんなくじらレースになるでしょうか。
【イブニングレポート】
午後3時すぎに、第1レースのロングディスタンスレースが終了しました。クラブハウス前のフィニッシュラインで終えた選手がビーチに上がって、ひとしきりビールで喉を潤したところに、さきほどからトロピカルシャワーのように雨が降り出したところです。レース中は風と天気にめぐまれ、今日は選手・運営とも大満足のロングディスタンスレースでした。
戸外では、選手とバナナハウスのメンバーが協力して、雨天用のレセプション会場のテント設営をしています。何もいわなくても、選手もホストも協力して、楽しいレガッタを作り上げるのは、レーザークラスが他のクラスに誇るべき、すばらしい点だと思います。
さて、本日の第1レースは13:30の定刻にオールフェアでスタートしました。風向は320度、風速3-4 m/s、スタートラインは、シニア用に下よりに10度バイアスをかけてセットしました。コースは、スタート、0.8マイルの風上マーク、デッドランで3.2マイル走って「くじら」を回航、3マイルのクローズホールドののち、バナナハウス前でフィニッシュという、合計7マイルのコースでした。
風上マークをトップ回航したのは唐津Fの高校2年生、國政真平選手、続いて3年生の南里研二選手でした。3.2マイルのランニングレグを、國政選手は岸よりのコースを、南里選手は続いて回航した広島Fの小菅選手と沖出しのコースを取りました。風下の「くじら」では、國政選手は後続を10艇身以上離してトップ回航、それに南里、小菅の2艇が続きます。この「くじら」の周囲は岩があって浅く、今日は大きく潮が引いていたので、どの選手も立ち上がって海底を確かめながら、「くじら」をかなり大回りして回航してゆきました。南里選手はラダーとセンターを上げて、ショートカットで距離をかせぐ戦術に出ました。
続く上りレグでは、レース艇団は、岸よりのコースをとる艇団と、沖出ししてブローを拾う何艇かに分かれました。トップの國政選手は手堅く中間コースで艇団を押さえるコースをとりました。イチかバチかの沖出しをしたオジサンたちの中には、良いブローを拾ってぐんと順位を上げた永岡選手(芦屋F)や、ラジアル80'sの平井選手(広島F)がいました。岸よりのコースで、うまく風をひろって順位を上げたのは小菅選手と高木選手(福岡F)でした。岸からの最後のブローをうまくつかんだ小菅選手は、上りレグの終盤でトップに出て、そのままフィニッシュしました。
レースのあとビーチに上がった選手たちは、プールに入ったり、生ビールサーバのビールをのみながらロングディスタンスレースの話しをしたり、楽しそうに過ごしていました。レセプションは18:30からなのですが、生ビールの横には唐揚げやフライドポテトのつまみが置いてあります。海から上がったあと、生ビールのつまみに唐揚げをつまむと最高です。レセプションではもっといいものが出てくるのですが、しかし、ここで唐揚げの誘惑に勝てる選手はごく少数です。こうするとレセプションのメインディッシュをたくさん準備しなくても良いので、その分、内容を充実させることができます。運営陸上班の梶崎チーフ、高ブレインの巧妙な作戦です。
今日はこれからレセプションです。降っていた雨もやみそうですから、今夜もまた楽しいパーティーになることでしょう。
明日は、9:30からコースレースが3本予定されています。本日の成績を大会ウェブサイトに掲載しています。写真は、これから順次アップロードします。
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